2010年8月29日日曜日

ミュンヘンへ

2010年8月9日

時差ボケもなくなりつつあり、この日はロンドンを少しだけ離れドイツ第3の都市ミュンヘンへ。

早朝のヴィクトリアの街
7:20のヒースロー発ミュンヘン行きのブリティッシュエアウェイズに乗るため、時間がかかるtubeではなく、パディントンからヒースローエクスプレスで15分程で空港へ急ぐ。日本の新幹線のような快適な電車だった。
ヒースロー空港ターミナル5。新しくできたブリティッシュエアウェイズ専門ターミナル。本当、ヒースローはでかい!これにあと4つあるんだから。。。
チェックイン機で搭乗券発行。パスポートをかざして、ピッピすれば楽ちん発券。

ドイツ人らしき人が多数いる、なんて外見ではあまりわからない。
2時間のフライトなのになかなか気の利いたサービス。
ミュンヘン空港到着。ここも綺麗でおしゃれな空港。
地下鉄でまずは、フラットンマニング駅へ。ってどこかというと・・・
見えてきた。そう。バイエルンのホームスタジアム。アリアンツアレーナ。
ミュンヘンの観光地になってる。試合のない日は普通に無料で開放している。ただしスタジアムツアーは€10。
ショップでツアーチケット購入。結構混んでた。11名以上じゃないとツアーは開催しないというホームページの情報があったから、集まらなかったら・・・なんて心配ご無用だった。
決して安くないチケット(笑)
13:00からだけ英語ツアーだからギリギリセーフ。まずは映像でアリアンツを知る。
この人がツアー案内人。名前はなんだっけ・・・(笑)ともあれ、イギリス人に比べ非常にわかりやすい英語でよかった。普段英語を全く使わない俺でさえ、ドイツ人の英語はわかりやすい。

綺麗なピッチ。
スポンサー企業の招待客用ラウンジ。そんなものは味スタにないぞ!!!比べてはいけないね。
選手のロッカールーム。スタジアムツアー定番だ。
これが見たかった。選手入場前のエントランス。CL中継でなんて綺麗なエントランスだ・・・と脱帽したな。実際見ると、本当に綺麗。これなら選手のモチベーションは自然とあがるだろ。
選手ビール片手に大集合。
内田・香川・長谷部・矢野。この4人の日本人がどこまでやるか。つーか、昨シーズン上位5チームに日本人が2人。ちょっと嬉しくなったというか、やっていけるのか?という不安もあり。
バイエルンショップ。
腹が減ったからホットドックと、(人によるけど2杯飲むと体に異常が出るらしい)レッドブルーで休憩


ここで綺麗なスタジアムの裏側(トイレ)をひとつ(笑)
若干自分が黒い。3人家族のお父さんに撮ってもらった。もちろん俺も代わりに撮ってあげた。ありがとう!ダンケシェン!
フラットンマニング駅。これまたきれいな駅。

事前に日本で予約していたホテルにチェックイン。1泊朝食つき¥6500。しかもミュンヘン中央駅から徒歩5分。しかもキッチン付き!
市内をブラブラ
イタリアっぽいけどミュンヘン。
ミュンヘン市庁舎
ビアガーデンで早速お目当てのアレですよ。もうわくわく。


ビール(€3.34)!!ソーセージパン(€4)!!ミュンヘン滞在時これのオンパレードになることを俺はこのとき予想していた。
この怪力さはびっくりだ。9ダース!!
これでもまだ21:00。陽が落ちるのが遅い欧州。
ビールを2リットル(中2杯、大1杯)がぶ飲みしたせいか、このときすでにかなり酔っぱらっていた。大道芸人と2ショット。撮ってくれた気さくな兄ちゃんは「この日本人はナイスだな!」って言ってくれた。酔うと悪いことばかりではない。
ミュンヘンでビールが美味くて飲みすぎて酔っぱらって大道芸人とからみ、ホテルに着いた。が、よかったが、部屋のカギが開けずらく、フロントのおばちゃんを呼んで開けてもらうことに。ホテルのカギの開け方には要注意のドイツ。酔っぱらうと気さくになれるから、快く開け方を伝授してもらった。もう一度言う。ただ部屋のカギを開けてもらうだけだが。部屋に入りベッドに倒れこみ朝を迎えることになった。

コミュニティーシールド チェルシーvsマンU in Wembley Park

2010年8月8日

初のイングランドチャンピオンシップ QPRの試合を観戦の翌朝。この日は今回の旅のメインイベントであるWebley ParkでのFAコミュニティーシールド チェルシーvsマンUを観戦する。リバプールファンだけど、正直これしか見れる試合、見たい試合がこの時期なかったから。ウェンブリーに行きたいからが70%。

まずは宿の写真を少し。前回と変わった点といえば、オーナーが日本人から韓国人に変わったこと。確かに韓国人のオーナーは日本語もペラペラで(日本の免税店で働いていた経験があるらしい)いい人なんだけど、オーナーが韓国人ということは、客も韓国人が多くなるわけで。徐々に日本人を締め出そうとする雰囲気を感じたのは宿泊していた日本人3~4人の中で俺だけだろうか。ここ最近ロンドンへの日本人留学生が減ったみたいで、代わりに韓国人、中国人の留学生が増えているとのこと。こんな小さなことから、「日本やばいぞ・・・うかうかしすぎじゃ・・・島にこもっている場合じゃないだろ」と思った。やっぱり旅行でも何でも、海外へ行くことは重要だな。俺なんか旅行程度だからあまり偉そうなことは言えないけど(笑)


トーレスの直筆サイン入りらしい。。。拝んでおこう(笑)

ヴィクトリアの宿の前の通り。
tubeの駅はひっそり。
なぜか行ったことがなかったセントポール寺院へ。
そのままテクテクとミレニアムブリッジへ。
テートモダンが見えてきた。Football第一だから観光の写真へのコメントはさらっと。

テートモダン内。

テートモダンをさらっと見て。本当にさらっと(笑)テムズ川を散歩。

昼飯を食べにピカデリーサーカスへ。やはりロンドンで飯を食べるならレスタースクエア周辺の中華街がベスト。
「eat Tokyo」という物価の高いロンドンでは比較的安い日本食屋へ。「舌がない」と言われるイギリス人の食事は耐えられん!!

ここで唐揚げ弁当£6.99(900円ほど)。腹一杯食えました。味は確かにまあまあ。でも逆に日本ではやっていけない気がする・・。
胃袋を満たして、いざWembleyへ。左がマンU側、右がチェルシー側。色を見れば一目瞭然だな。記念に警察官に撮ってもらった。

ゲートへ。この兄ちゃん、なんとカントナのレアユニフォームを着ていた。色が赤ではない分、マンUではないと思いきや、この黄色と緑にはマンUオーナー マルコム・グレイザーへの批判を意味している。借金をこのクラブへ押しつけちゃ~ね。黄緑マフラーはをマンUファンに定着しつつある。さてこの写真からも分かる通り、チケットは紙でも機械にバーコード部分をかざすだけで簡単に入場できる。チケットもぎり人なんて過去の人。Jリーグもこうなる日が来ることを願っています。確かにICカードも導入されつつあるが、まだ一部のクラブのみ。

中に入ると、観客席ではアルコールを飲むのは禁止であるため、ここでみなさん一杯。「エルナンデスはデビューするんか?」「スコールズがスタメンらしいぞ」なんて会話してるんかね。
「あのメガネの東洋人はパクを見にきたんじゃね~か、へへ」とか言われてそう。

「俺はリバプールファンだ!!あ??なんか文句あっか?!てっめーら!アンフィールドに来たらぼっこぼこにしてやる!!Fuc● you!!」


なんて、死んでも言えましぇ~ん。
さあ出ました!聖地、Wembley!!
サンシーロとはまた違うこの解放感。ロンドン五輪の開会式がここでやるそうで。日本国内最大収容数の日産スタジアムよ、さらば。
DJイベント。
アンチェロッティvsファーガソン。世界屈指の監督対決。
FA コミュニティーシールド2010 チェルシーvsマンU 15:00 kick off
マンUの英雄。
アジアの英雄。

おもしろユニ。こっちの人は自分の名前を入れたりする人が多い。でもこの人はマイケル好きか。

チェルシーの英雄。
将来のメキシコの英雄。チチャリートことハビエル・エルナンデス。この選手についてちょこっと。
俺的にはかなり好きな選手。メッシ、ロナウド、リベリーと持ちたがり屋さん連中とは一味違うプレーをする。俺の大好きなスールシャールの後継者と言われているほど、チームプレーに徹する。そのチームプレーも日本人のように「前線で豊富な運動量と守備が・・・・」ではなく、「裏に抜ける」「軽くワンタッチではたく」とかなり省エネプレーが多い。しかも決定力がある。非常にこれからが楽しみな選手。

エクアドルの英雄。

もはやロナウド級か。ナニ。

注目のエルナンデスがゴール!
この少年が一番熱かったかも。
クビにならずにカペッロがアンチェロッティと握手。「仕方ないな。お互い様だな」って感じかな。
結局マンUが3-1で勝利。


エルナンデスの活躍だけでなく、今回俺がびっくりしたのはスコールズ
彼には頭があがりません。35歳にして、屈指のセントラルMFシャビと変わらないレベルのプレーができる。これは驚異としか言いようがない。カペッロ、呼ぶしかないでしょ。

タイトルとはいえ、あまり喜びがないマンUイレブン。そりゃあ翌週にはプレミア開幕だからね。
Wembleyを後に。駅まで徒歩5分とアクセスも良し。その道中でこんなフラッグ。
2018年はオーストラリアかここだろうね。2022年を目指す日本。厳しい気がする。2050年あたりかな。

駅までの直線道でお馬さんに乗る警官による通行規制。こっちの人は警官とも気さくにトークしていた。
やっぱりリバプールが恋しくなった。